元中学受験生の親ブログ

2号も無事中学受験を終了しましたのでブログ名変更しました。(笑)

広島の中学受験校(公立編)

広島市の中学受験校を紹介していきたいと思います。

今回は国公立編。

 

 

 

広島大学附属中学校 

  • 南区翠。広電比治山線、広大附属学校前電停下車。
  • 高校時の募集もある併設型一貫校
  • 男女別の募集で各60人の合計120人。このうち、小学校からの内部性が例年30~40人程度。
  • 高校時は200人の募集(内部進学含む)。
  • 高校受験では基町と人気が割れるようで、中学受験よりも高校入試の方が入りやすいとう話も。
  • 中学受験難易度は広島市近郊ではNO.1。
  • 女子は広島市のトップ層が集まるため、女子が強いとの知人の保護者談。(男子は学院と割れるため、相対的に優秀層は女子が多い様子。)
  • 自由な校風と生徒の地頭の良さは抜群との某塾の先生のお言葉。
  • 同時にあれだけの地頭の生徒を集めておきながら進学実績が物足りないとも。
  • 私学や他の一貫校と違い、中学時の先取り学習がない。学習進度は一般の公立中と一緒。ここに入学する場合、中学1年次より塾へ通うことを某塾の先生は勧めていました。

 

広島県立広島中学校

  • 東広島市高屋町中島。JR西高屋駅徒歩10分。
  • 高校時の募集もある併設型一貫校
  • 中学は定員160人(4クラス)、高校からの募集ではプラス2クラス分の80人
  • 寮があり、寮では広大生がボランティアで勉強を見に来てくれるとのこと。
  • 男子は別学・私学志向が強いため、女子が多い。(6割くらい女子)
  • JR高屋駅のそばの立地。広島市から通う生徒も多い。
  • 東広島や呉といった県中央部では絶大な人気。
  • 進学実績がここ数年上昇傾向。すでに修道中と並びつつあるレベル。


広島市立広島中等教育学校

  • 安佐北区三入東。市内からは「桐陽台団地」行き広島中等教育学校 停留所下車。
  • 高校時の募集がない完全一貫校のため、私学と同様に高校の履修内容を先取りした一貫校型のカリキュラム。
  • 120人(4クラス)の少人数編成。こちらも県広と同様に女子多め。
  • 開学7年目。この’20年春に一期生が卒業。進学実績はこれからに期待。
  • 場所が不便で旧市内の生徒にはなかなか選んでもらえない様子。
  • 進学実績は公立進学校の中堅高校並。
  • 安佐南・安佐北区では人気。
  • 塾に通う場合、広島駅まで出る生徒が多いようで通塾は大変そうです。

 

広島大附属東雲中学校

  • 南区東雲。広電バス「東雲」停留所徒歩6分。JR向洋駅から徒歩の生徒さんもよく見かけます。
  • 併設の小学校からの生徒と中学受験での募集。
  • 上位校の滑り止め的な役割。ここを第一志望とする児童は少ないと思います。
  • 高校が無いため、高校受験が必要。
  • 国数の2科目受験。適性検査ではないため、私学向けの受験対策がそのまま使えると思います。

 

広島県立広島叡智学園中学校

  • 2019年度開校の大崎上島にある全寮制の一貫校。2020年にIB MYP認定。
  • 1クラス40人(男女各20人)
  • 1次は適性検査。2次はグループワーク、面接とのこと。
  • 開学から浅く、大学進学実績は今から。(そもそも国内大学は見据えていない?)

まとめ

 難易度的には以下です。

附属>県立広島>市立広島>東雲中。叡智学園は受検内容が違いすぎて?です。

 県立広島、市立広島、あと叡智学園もですが適性検査での選考です。

基礎学力がないと合格が難しいのは確かですがたまたまその年の問題がツボにはまった塾なしの児童でも受かるケースあるようで学力格差が大きいようです。進学実績を見るとトップ層は東大、旧帝レベルでも下位層は地方私大レベルのようです。

国公立は一般の公立中と一緒で授業料がないのが最大の魅力。ただ、附属は授業進度が遅いため、低学年から塾は必須という話を良く聞きます。