元中学受験生の親ブログ

2号も無事中学受験を終了しましたのでブログ名変更しました。(笑)

今週のお題「一気読みした漫画」 横山光輝 三国志

今週のお題「一気読みした漫画」について書いてみたいと思います。

 

 「一気読みした漫画」というと大人買いした漫画のような言葉の印象ですが、私の場合は横山光輝さんの「三国志」かなと思います。

 

 今でもインターネット・ミームのネタやLINEのスタンプにもなっています。この漫画をきっかけに三国志が好きになった方は多いのではないでしょうか?

 

小学生のときに兄と協力してお小遣いをもらう度に少しづつ買い揃えました。全60巻揃った時の達成感は大人となった今では決して味わえないものだったと思います。

当時、もちろん、アマゾンも楽天もなく、書店に足を運んで買い揃えましたが、なぜか18巻だけがどこの書店にもなく、近所の書店で予約し重版がかかるのを待って記憶があります。たしか、関羽の千里行の回だったかと。

やっぱ、関羽の回でした(笑)

 

さて、三国志に興味を持ったきっかけはナムコの「三国志 中原の覇者」だったと思います。

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小学校の同級生からカセットを借りてドはまりしました。荊州劉表ではなく、劉備が支配していたりと今思えばかなりアレンジされた内容でした。

その後、同じくファミコンの光栄の三国志横山光輝三国志吉川英治三国志から様々な三国志の小説を読み漁るようにはまっていきました。

中学に進学すると同じく三国志マニアってやはりいるもので同じ部活のM君から三国志のアニメのビデオテープを借りて視聴したりと。内容は赤壁の戦いのあたりが題材で宇禁が女性というトンデモ設定だったことくらいしか覚えていませんが。

 

さて脱線しましたが、横山光輝三国志の魅力はシンプルな絵で淡々とすすむストーリー。なのに登場人物が魅力的。

一般的に人気の登場人物といえば関羽孔明ですが、私の好きなとしては若いときの曹操

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 赤い甲冑の曹操軍は格好良かった。

髭が生えたあたりから、小物っぽくなってしまいましたが・・・

 

 もう一人は馬超f:id:Sohshi:20210627174011j:plain

父を曹操に殺されて敵討ちに魏に攻め込み、破竹の勢いで長安を落とし、曹操を追い詰めるも、曹操陣営の賈詡の離間の計にはまり、破れてしまうというお話。

正史は真逆で馬超がイキって反乱を起こして父の馬騰を始めとした都在住の一族郎党が責任取らされて処刑されてしまうというとんでもない親不孝ものです。

そんな人格はさておき馬超が好きな理由は兜が全て。(ウソ)

  

 獅子金具鳳形兜というものらしいです。時代的にはもっと後世のものらしいですけど。

三国志ファンなら武将談義は尽きませんね。ゲームのステータスからマニアックなストーリーまで盛り上がるネタの宝庫です。

 

 横山光輝三国志ほど愛される三国志の漫画はありませんし、これからも出ることはないと思います。ほとんどの三国志漫画はインパクトを求めてクセの強すぎるキャラでコレジャナイ感が強く、三国鼎立に至ることなく打ち切りになってしまいます。

 

継続は力なりを体現している作品と思います。

  

 

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