中学受験生の親ブログ

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広島市の東大進学者数の推移

 今回は広島市の主な高校の東大進学者数の推移を調べてみました。

 

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’90年以降で安定して東大合格者を出している高校に絞ってグラフ化してみました。

舟入や国泰寺などでも合格者がでていますが、数年おきに1人、2人のレベルなので割愛しています。

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広島市の全体の傾向として東大合格者数は減少傾向です。現役志向で浪人覚悟の挑戦者が減ったり、広島市全体の若年人口の低下で首都圏に比べて全体的に各校の優秀者層の人数も減っているなどあると思います。テクニカルな領域では首都圏では東大合格者数とうとう400人越えとなった鉄緑会など東大受験専門塾の影響もあり、相対的に地方との格差が開いていることもあると思います。

 

もう少し、細かくみると2005年以前はほぼ学院、修道、附属、ND清心に限られていました。しかし、学院、修道、附属とも東大合格者数は右肩下がり。’20年度に至ってはとうとう、学院の東大合格者数は附属福山校以下となってしまいました。

一方、00年代半ばから基町高校が安定して合格者数を出しています。これは’97の高校入試まであった、市内5校の総合選抜が廃止され高校受験者の優秀層が基町高校に集約された効果と思います。また、県立広島、AICJといった新興校も安定して東大合格者を出しています。

 

 次に20年度の東大合格者数は以下です。残念ながら基町以外の公立高校はゼロです。

  

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  今や、広島市の高校から東大を目指す場合、広島学院一強の時代ではなくなっています。どこの学校に行こうともトップ層をキープできれば東大も夢ではなく、選択肢が広がっています。ただ、公立中学から東大を目指す場合は選択肢が少ないことも事実です。一貫校ではない公立高校となるとトップの基町高校一択です。

 私学の弱い田舎の県では公立トップ校に優秀層が集まりますが、広島の場合は難関大学を目指すのであれば中高一貫校のアドバンテージは大きく、早めに小学校から大学進学を見据えて中学受験が王道と考えます。

 

 個人的には、学院にはもっと頑張ってもらいたいですね。以前は東大合格者ランキングTOP20にも名を連ねた学院の実績が伸びれば、他の高校にも影響を与え広島県全体の進学実績底上げにも繋がると思います。