たまには中学受験ブログ的な記事を書きたく(笑)
2022年度の広島地区中学受験の出願が始まっています。
まずは受験日、発表日、手続き締切日の一覧です。
これを元に私なりに受験校選択のモデルケースを考えてみたいと思います。
前提情報
広島市の私学中学受験解禁日は2020年から1/1になっています。
そして上位校は受験準備と共通テスト日程をずらすため、大学入試共通テスト(1/15・16)の翌週に日程を組んでいます。(1/22~24)
広島地区では一つの中学で複数回受験の設定は多くなく、また日程もばらけているためそれほど受験パターンに悩むことはないです。
受験校数として3~5校が多いパターンだそうです。
県外遠征候補校で広島地区の子が受けそうな主な中学の日程は以下です。
1/9 愛光、西大和(広島会場)
1/15・16 灘、神戸女学院 等
1/22 ラ・サール、久留米大附設
2/1 東京地区
①男子学力上位ケース
前受け
AICJ① / 国際学院中 /近大附属(前)
本命3連戦
1/22 修道中
1/23 広島学院
1/24 広大附属
合計4戦パターンで6~7万円コースです。修道中を滑り止めに。
前受けはお好みで。
AICJを滑り止めとする場合は①日程では東医Hコースの手続き締切が早いので東医Hを滑り止めとしたい場合は②日程にするか、①日程でお金捨てる覚悟かどちらかで。こういうパターンの場合①日程の方が入試難易度低くなります。
3連戦の3校は日程的に附属の合格発表を待って入学手続きできますが、学院本命なら附属の結果を待たずに手続きして良いと思います。
②男子学力中位ケース
前受け
AICJ① / 国際学院中 /近大附属(前)
滑り止め
1/19 広島城北
本命
1/22 修道中
1/23 広島学院
修道本命に、上手くいけば学院を狙うパターンです。滑り止めに広島城北。
合計4戦の8~9万コース。適性検査対策をするなら県広、市広も追加。
③女子学力上位ケース
前受け
AICJ① / 安田女子
本命3連戦
1/22 広島女学院
1/23 ノートルダム清心
1/24 広大附属
基本は男子と同様のパターンです。共学志向なら女学院外して、なぎさ中 or AICJ②でもいいかと思います。AICJ①で東医H合格が出て滑り止めにするなら捨て金覚悟は男子といっしょです。
④女子学力中位ケース
前受け兼滑り止め
1/11 安田女子(4教科)
本命
1/19 AICJ②
1/22 広島女学院
1/23 ノートルダム清心
女学院・清心を軸にするパターンです。
本命にAICJ②を追加してみました。AICJに魅力を感じるのであればAICJ①も追加してもいいかと思います。
⑤国公立狙いケース
前受け
1/11 国際学院中(適性)or安田(適性)
本命
1/16 市立広島中等
1/24 広大附属中
1/29 県立広島中
滑り止め
2/3 東雲中
私立のお好きなところ
適性検査のある前受校として国際学院中、女子なら安田もあります。
適性検査はどうしても読めないところがあるので滑り止めで東雲中。学力中位以上であれば問題ないと思います。心配なら私立を滑り止めに追加。
まとめ
広島の中学受験も多様化したことや私立解禁日が早まったことで、前受け校の選択に幅が出てきました。(1号のときは近大附属一択でした。)
また、国際学院、安田の適性検査試験も公立一貫校の本番前の前受けでの受験料稼ぎを見込んでの設定と思いますので市広、県広本命の場合は上手く活用してみてください。
男子・女子とも附属中の合格発表翌日が手続き最終日としてる中学が多く、捨て金が必要となるケースは多くありません。今年の日程では以下の2ケースと思います。
ひとつめはAICJ①での東医Hのキープ。
ふたつめは県広中が本命の場合の私立中のキープ。
後者は市広中等で正規合格取れて市広中等を滑り止めにできれば不要になります。